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クラッシュ
正月第2弾 シャンテシネ、新宿武蔵野館他全国ロードショー公開

<あらすじ>

舞台はクリスマス間近のロサンゼルス。深夜のハイウェイでロス警察の黒人刑事グラハムと同僚でスペイン系の恋人のリアは、交通事故に巻き込まれた。車から降り立ったグラハムは、偶然事故現場脇で発見された、若い黒人男性の死体の捜査に引きつけられた…。この一件の自動車事故が、思いもよらない“衝突”の連鎖反応を生み出し、周囲の人々の運命を狂わせていく。刑事たち、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、病院の受付嬢、雑貨屋の主人――。さまざまな階層の、さまざまな人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる。L.A.の36時間の中で沸騰する、彼らの怒り、哀しみ、憎しみ、喜び…一体どのような結末が待ち受けているのか!?

<みどころ>

見る者全ての心を震わせる、衝撃と感動のヒューマンドラマである本作は、『ミリオンダラー・ベイビー』の製作・脚本でアカデミー賞にノミネートされ、一躍注目を集めた俊英・ポール・ハギスの監督デビュー作。誰もが主人公であり、誰もが善悪表裏一体の多面的なキャラクターは、ハギスとボビー・モレスコが書き上げたオリジナル脚本に拠ります。この知的でしかもアクチュアルに書かれた脚本に魅了され、『デンジャラス・ビューティー』シリーズのサンドラ・ブロック、『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザー筆頭に個性豊かなキャストが結集し、迫真の競演を繰り広げています。『クラッシュ』は“天使の街”ロサンゼルスの寓話であるとともに、現代を生きる私たち自身の物語でもあるのです。

クラッシュ

監督・原案:ポール・ハギス/出演:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジト、ウィリアム・フィットナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード 他/2005年/アメリカ映画/112分/配給:ムービーアイ・エンタテインメント
SHIMICCHO SHIMICCHOレビュー  
同性愛や歴史モノよりも、現代の人種問題を選んだアカデミー賞。観れば当然の結果と思えるほど見事な作品です。車のライト、街灯、太陽、炎、X'masのイルミネーションなど、明かりを巧みに使った「光と闇」の演出も印象的でした。もうとにかく、人種差別問題を克服することなんて出来ないんじゃないかと思ってしまうほど、うんざりするエピソードが満載ですが、「天使」の出現や、雪の舞い散るシーンに、かすかな希望を見いだしたいという作り手の気持ちが表れているようでした。 この映画に主人公はいません。登場人物全てが「普通の人々」で、その日常を描いているという点にこの映画の怖さがあります。それはつまり、いつ自分がこの映画の中の人間のようになっても不思議ではないということを示しているのではないでしょうか。

「妻に「愛してる」と言いたくなる、いい映画でした。」

512さん<34歳・自営業>

『クラッシュ』の試写会に行ってきました。アカデミー賞の有力候補なだけありました。観終わると、妻に「愛してる」と言いたくなる(実際言いましたヨ!)いい映画でした。生きているだけで嫌なこともあるけど、感情的にならず、苦しい時こそ誠実さを忘れず、一歩一歩生きていくことが大切なんだなあと思いました。映画の最後は、きれいに話がつながる部分と、なんとも後味の悪い部分とがあり、白黒ハッキリさせることだけがいいことではなく、中立のグレーで生きるのもいいんじゃないかなあと感じました。


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