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うつせみ
恵比寿ガーデンシネマ他にてロードショー公開中

<あらすじ>

テソクは留守宅に侵入しては、住人が戻るまでのつかの間を、あたかもその家の主であるかのように生活する。ある日のこと、テソクは、その家の住人である人妻のソナが居ることを知らずに、豪華な朝鮮家屋に忍び込んだ。独占欲の強い夫に苛まされて、抜け殻のように生気を失くしていたソナは、突然の侵入者に驚き、物陰に隠れて密かにテソクを観察する。その夜、安心しきっていたテソクは、ソナの視線を感じて驚く。ふたりの視線が重なったとき、ふいに電話が鳴る。夫との電話での会話を立ち聞きしたテソクは、ソナの悲惨な結婚生活を知る。ソナは助けを求めるように無言で彼を見つめるが、テソクは家を立ち去ってしまう…。

<みどころ>

2004年2月にベルリン国際映画祭で『サマリア』、同年9月にヴェネチア国際映画祭で本作『うつせみ』と、続けてふたつの最優秀監督賞を獲得するという偉業を成し遂げたキム・ギドク。世界中から脚光を浴び、惜しみない賞賛と名声を欲しいままにする天才ギドクが、まだ誰も知らない愛の物語で、新しい地平を切り開きます。悲しい現実に縛られながら生きるヒロインに、スチュワーデス出身のミス・コリアとしてデビューし、司会・ドラマ・映画にと大活躍のイ・スンヨン。主役テソクを演じるのは、高校生でエキストラデビューし、多くの期待に応えつつも自らを見つめ直すため2年間スクリーンから遠ざかり、ひとまわり大きくなって帰って来たジェヒ。悲しみや怒りを表現する「眼」の演技に注目せよ!

うつせみ
©2004 Happinet Pictures,KIM-Ki suk Film&Cineclick Asia


監督・脚本:キム・ギドク/出演:イ・スンヨン、ジェヒ、クォン・ヒョゴ、チュ・ジンモ、チェ・ジュンホ、イ・ジュソク、イ・ミスク他/2004年/韓国映画/89分/配給:ハピネット・ピクチャーズ角川ヘラルド・ピクチャーズ

「うつせみ」

梢さん<46歳・主婦>

『うつせみ』試写会に行ってきました。キム・ギドク監督の描く世界に浸るのが好きで、この作品もとても楽しみにしていました。言葉を交わさない二人の寄り添う心や一枚のCDから流れる曲、ひっそりとした留守宅の静けさに、ひととき安らぎを感じました。高額な制作費をかけて作られたにも関わらずなんの感動も受けない作品が多い中、キム・ギドク作品は、私の心に静かに残ります。韓流嫌いの方にもぜひおすすめです。一度、キム・ギドク作品に浸ってみてください。


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