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恋は足手まとい 
2006年初夏、シアターN渋谷にてロードショー決定

<あらすじ>

舞台は“ベルエポック”と言われ、文化・芸術が花開いた19世紀末のパリの社交界。裕福で美しい歌姫リュセットは、なぜか一文無しのプレイボーイ、エドワールに夢中。しかし彼は、リュセットには秘密で伯爵令嬢のヴィヴィアヌとの婚約を決めていたのだ。目当ては持参金。ヴィヴィアヌとの婚約式が行われる当日、エドワールはリュセットに別れを告げようと彼女を訪れる。今の彼にとってリュセットはまさに“足手まとい”。エドワールは婚約式の時間までに別れを切り出したいが、彼女の誘惑を拒むことが出来ない。しかもあろうことか、エドワールとヴィヴィアヌの婚約式にリュセットは歌手として招待される!

<みどころ>

監督はフランス映画界の老熟ミシェル・ドヴィル。モリエールと並ぶフランス劇作家と称されるジョルジュ・フェドーの19世紀の戯曲を元に、現代にも通用するまったく新しいエンターテインメントとしてよみがえらせることに成功。主人公のリュセットを演じるのは、人気、実力ともに不動の地位を築いている『美しき運命の傷痕』のエマニュエル・べアール。男性のみならず女性までも見とれる美しさと愛らしさを併せ持つ歌姫を見事に体現しています。またリュセットの恋人エドワールには、『倦怠』のシャルル・ベルリング。フランス的いい男(ちょっとマヌケ)を好演。リュセットに恋焦がれる超リッチな色男を演じるのは『イザベル・アジャーニの惑い』でも記憶に新しい美少年、スタニスラス・メラール。

恋は足手まとい

監督:ミシェル・ドヴィル/出演:エマニュエル・ベアール、シャルル・ベルリング他/2005年/80分/配給:バップロングライド
TADO TADOレビュー
フランス映画というと、芸術性ばかり高くてちょっと気難しいという印象を持っている人も多いようですが、そういう人にこそ観て欲しい。なんとバカバカしくも優雅で楽しい映画なんでしょう!舞台・原作ともに19世紀末ですが、全然古臭い話に見えないのは、監督のセンスのよさ。とってもモダンで上質な恋愛ドタバタコメディに仕上がっています。“大胆”なセックスシーンなども開けっぴろげに出てくるのですが、下品ではなく、「人間なんて気取ったところでやることはコレでしょ」といったニンマリ感が。なにしろ、かの大女優エマニュエル・ベアールが…ああ、これ以上は言えません。是非スクリーンでお確かめを(ただしヌードシーンを期待すると肩透かしを食らいます)。そういえば、歌姫役でありながら本格的に歌うシーンがないのは、『8人の女たち』でのベアールの歌を聴いた身としては、さもありなん…と思えました(笑)。とにかくべアールのコケティッシュな魅力満開!是非ご覧あれ!!

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